Information
- 2025.08.07 研究紹介:イチョウの葉からリグニンS核を検出
- English-site was united to Japanese-site
- 2025.07.23 学生主催イベント等の追加
- 2025.05.22 2025メンバーに更新
- 2024.11.29 リニューアルしました(WPテーマ変えただけ)
更新情報(サイト内)
概要
森林化学研究室は(以下リンク)
◆東海国立大学機構
◆名古屋大学
◆大学院生命農学研究科 / 農学部
◆森林・環境資源科学専攻 / 生物環境科学科
に所属している研究室です。

森林化学研究室は植物バイオマスの形成過程と構造の解明、
そして高度利用を“化学”で目指す研究室です。
細胞壁の主成分(セルロース、ヘミセルロース、リグニン)や
それらの前駆体などを対象に様々な研究を行っています。
現在、大きく分けて3つのテーマに取り組んでいます。
〇植物細胞壁の構造・機能・形成過程
植物バイオマス、特に樹木由来の木質バイオマスとは何なのか。
実はそのほとんどが細胞死で残された“植物細胞壁”です。
木質バイオマスを最大限に有効活用するために、
植物細胞壁はどのように作られるのか、
どのような構造になっているのか、
どのような特性をもっているのか、調査しています。
〇化学成分の分布可視化
生体は複雑なメカニズムの集合体です。
それらを理解し、さらに活用していくためには
「どこに何があって何をしているのか」がカギとなります。
様々な化学物質を対象として、それらの居場所を見る技術、
すなわち“イメージング”技術の開発に取り組んでいます。
〇化学変換による高度活用
天然物はそのままでも多くの用途がありますが、
化学的手法によって、物性の改変や新たな機能付与、
あるいはエネルギーとしての利用が可能です。
循環型社会の実現に向け、エネルギーもマテリアルも、
バイオマス由来でどこまでやれるのか、化学の力で挑戦しています。
〇最近の研究成果について
より詳しい研究成果については、代表的な論文の紹介ページを作成し、
研究紹介のページにまとめてありますので、御覧ください。